シバザキからのご提案伝統を尊重しながらも、常に新しい表現を

キャビネット

軽井沢彫の装飾の特徴はモチーフのほとんどが桜です。加えて、細かな点を打つこと(星打ち)で存在感が深まっています。

家具は、全面に細かく彫りを施し、重厚に装飾性豊かに作り上げて好評を博してきました。軽井沢の品格、20世紀前半のモダニズムの薫りを伝えてきたものと言えます。

シバザキでは、このような従来からの軽井沢彫の感覚を損なうことなく、多様な現代生活にあった表現の軽井沢彫家具、工芸品も開発しています。マンションライフにも、和の空間にもなじんでお使い戴ける製品です。

ご希望に応じて設計いたしますので、カタログをご覧いただきまして、例えば「もう少しシンプルな装飾がいいな」「明るい色が欲しい」「サイズ違いがあれば」など思われましたならば、ぜひ一度お問い合わせください。

お好みのデザイン、サイズにもお応えします

シバザキ製品は、すべて職人の手作りによるものです。原則、ご注文頂いてからの製作となります(小物は在庫のある場合もございます)→オンラインストアをご覧下さい。

家具カタログ掲載の製品については、同じデザイン、同じサイズでのご注文を承りますが、特別サイズ、掲載以外の品のご要望にもお応えいたします。

●引き出物、お返しの品としてのご用命も承ります

拡張ある存在、堅牢でいつまでも残る品として、また贈る方の気持ちを伝える品として、軽井沢彫の工芸品は先さまにも必ずや喜んで頂けるものと存じます。

色について

軽井沢彫の色材は、主に阿仙(あせん/熱帯のマメ科植物)による茶色の染料で、天然木の色や木目を活かしています。そのため同一素材でも木材や天候により仕上がりの色味・木目のニュアンスが異なってまいります。ご了承ください。

逆に重ね塗りの調製などにより、茶色の濃淡のバリエーションが可能となりますので、お問い合わせください。

●新しい色への挑戦

シバザキでの従来の軽井沢彫にはない、それぞれの製品に即した「新しい色」の開発を進めています。例えば、ヘアバレッターや手鏡などはローズ色の優しい色合いを、文具などは黒に近い重厚な色というように、魅力ある品々の展開を図っております。


修理も承ります

軽井沢彫は堅牢ですが、数十年お使い頂いておられるお客様から修理のご要望もあります。シバザキでは技術の継承をしておりますので、ご満足頂ける処置をしております。

家具カタログメニュー

ただいま、リニューアル作業中のため、一部商品情報が表示されていない場合があります。ご了承ください。

商品について

当店の製品のほとんどが、オーダーメイドの一品製作のため、このコーナーでご紹介の製品は、ほんの一部です。製品のサイズ、形状、色柄などは、お客様のご希望に応じてお作りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

シバザキの大型家具の多くは、堅牢で、キメが細かくて木目がきれい、しかも粘り気があるため緻密な彫刻ができる高品質な家具材・トチを使っております。 「トチ材は腐りやすく割れやすい」などの発言が一部にあるようですが、それは木に手間と時間をかけず、まるまる全てを使おうとする結果の話です。 シバザキでは、伐採してから野天で1年以上自然乾燥させて木を鍛え、木の癖を引き出します。さらに工場内で3~4年寝かせます。そして職人の確かな目で家具材としての向き不向きを選別します。このため、家具材として使うのは初めの量の3割ほどに過ぎません。ある方から「シバザキのトチ材は、黒マグロの大トロだ」とお褒めいただいたほどです。入手が困難になってきていますが、シバザキはより良い製品づくりをめざしています。

→お問い合わせはこちらまで